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拡張コンバージョンとは？
Google広告操作時の保存ユーザー情報（Googleアカウント情報）と、フォームに入力された内容を照らし合わせることで、コンバージョンデータを測定する方法であり、コンバージョンタグを補完する機能です。
なぜ拡張コンバージョンの設定が必要なのか
一般にコンバージョンデータは、クッキー情報によって計測しております。
しかし、昨今のプライバシー規制の潮流から、safariのITPなどのCookie（クッキー）規制により、これまでの3rd Partycookieを用いた計測ができず、コンバージョンデータに欠損が発生するケースが増えてきています。コンバージョンデータが正しく計測できないと、Google広告の機械学習に悪影響を及ぼし、広告パフォーマンスの低下につながる可能性があります。
Cookieを利用せず、より正確にコンバージョン計測を行うために登場した機能が拡張コンバージョンです。
拡張コンバージョンを設定することで、これまで取得できていなかったコンバージョンが計測できるようになるため、広告管理画面上の数値が上振れる可能性が高いです。
拡張コンバージョンの仕組みと注意点
拡張コンバージョンは、広告閲覧時のユーザーデータ（Googleアカウント情報）と、フォーム入力内容を照らし合わせてコンバージョン計測をしているため、広告閲覧時のユーザーデータと実際にフォームに入力した情報が異なる場合は、計測ができません。
例えば、個人アカウントで閲覧したが、会社備品の購入をするためinfoなどの共通アドレスをフォームに入力した場合などが当たります。
設定の方法
（タグ作成：Googleタグマネージャー画面を開く）
新規タグ＞Google広告＞Google Ads User-provided Data Eventを選択
コンバージョンIDを入力する
※コンバージョンIDの確認方法※
①Google広告画面を開く
②目標＞概要＞該当コンバージョン名を選択
③タグを設定する＞タグマネージャーを使用する＞コンバージョンID
ユーザー提供データ ＞ 新しい変数
∟メール：未設定 ＞ カスタムjavaScript
「下記をコピーして貼り付け」 ~取得したい情報のフィールドIDを設定~
function(){
return document.querySelector(“~~~~~~~~~~~~”).innerText;
}
∟電話 ：未設定 ＞ カスタムjavaScript
「下記をコピーして貼り付け」
function(){
return document.querySelector(“~~~~~~~~~~~~”).innerText.replace(/[^0-9]/g,”).replace(‘0′,’+81’);;
}
（トリガー設定：Googleタグマネージャー画面を開く）
新規作成＞トリガータイプすべての要素
一部のクリック
click ID、等しい＝「フォーム送信ボタンのクリックID情報」
以上で拡張コンバージョンの設定は完了です。
フォーム内のフィールド情報や、ボタンの要素指定など、技術的な部分も出てきますので、
社内外のエンジニアと連携して設定することをお勧めします。