Contents
GA4の初期設定の5ステップ
- GA4アカウントの作成
- GA4計測用タグ(Googleタグ)をサイトへの埋め込み(GTM利用)
- デフォルト収集データの設定(推奨設定)
- 社内アクセスなど不要データの除外設定
- キーイベント(コンバージョン)設定
①GA4アカウントの作成
- https://analytics.google.com にアクセス
- ガイドに沿ってアカウントを作成
②GA4計測用タグ(Googleタグ)をサイトの前頁に設置(GTM利用)
- GTM(Googleタグマネージャー)を開く
- 左の絡むから「タグ」をクリックし、右上の「新規」をクリック
- タグに名前を設定
例:Googleタグ_GA4 - Googleタグを選択
- GA4にて測定IDを確認
データの収集と修正 > データストリーム > ウェブストリーム詳細
測定ID=「G-××××××××××」 G-から始まる英数字10桁 - タグID欄に測定IDを入力
- トリガーをクリックし。「All Pages」を選択
- 「プレビュー(GoogleTagAssistant)」機能を使いタグが発火しているか確認
- 発火の確認ができたら「公開」しサイトに反映
Googleタグが正常に作動していても、GA上で作動認識するまでタイムラグがあります。
そのため正常に設定できていても、正常に設置できていない旨のアナウンスはしばらく残ります。
24時間後を目安に再度確認すると、正常にデータ送信が行われているという記載に代わります。
③デフォルト収集データの設定(推奨)
- 拡張計測機能をオンにする
データの収集と修正 > データストリーム > イベント
拡張計測機能オンにすることで、「ページビュー数」以外にも、「スクロール完了数」「フォームの操作」「ファイルのダウンロード」などを計測することができます。
- データ保持期間を「2カ月」から「14カ月」に変更する
データの収集と修正 > データストリーム > イベント 拡張計測機能
データ保持期間がデフォルトで2か月になっているため、特別な理由がない限りは「14カ月」に変更して、長期間のデータを保有できるようにします。
- サービス間のリンク設定をする
サービス間のリンク設定 > Google広告のリンク / Seach Consoleのリンク
Google広告やサーチコンソールなどのGoogleサービスをGA4分析対象である同サイトで利用している場合は、サービスリンクを行うことで、Google広告のデータやサーチコンソールのデータをGA4の管理画面から確認することができるようになります。
④社内アクセスなどの不要データの除外設定
- 内部トラフィックの定義を設定
データの収集と修正 > データストリーム > Googleタグ タグ設定を行う > もっとみる > 内部トラフィックの定義 > 作成
ルール名 :例「本社」 わかりやすい名前を付ける
traffic_type の値 :internal (デフォルト)
マッチタイプ :IPアドレスが次と等しい
値 :000.000.000.000※IPアドレス確認できるサイト https://whatismyipaddress.com/ja/index
- データフィルタの有効化
データの収集と修正 > データフィルタ > フィルタの状態:有効化
⑤キーイベント(コンバージョン)設定
- 「イベント」を作成する
データの表示 > イベント > イベントの作成 > 作成「問い合わせ完了」をサンクスページの表示をトリガーとして計測する場合
カスタムイベント名:contact_thanks ※覚えやすい名称を設定
パラメータ :event_name
演算子 :次を含む
値 :thanks/ - 作成した「イベント」を「キーイベント」として有効化する
データの表示 > イベント
作成したカスタムイベント「contact_thanks」が一覧に表示されたら、キーイベントとしてマークを付けるにチェックを入れ有効にします。※イベント設定後、イベント一覧に反映されるまで24時間程度かかります。
- 設定が正常にできているか確認する方法
レポート > リアルタイム
イベント定義した動作を行い、キーイベントがリアルタイム計測できているか確認します
※Google広告 GA上の「コンバージョン」は「キーイベント」に名称変更がされました
※「GA4の管理画面から設定する方法」以外に「GTMを利用して設定する方法」があります。
今回は、GA4を初めて導入する場合の基本設定をまとめました。
各サイトの特性や、とりたいデータに合わせて応用設定をして、正しく分析し、運用改善できる体制を整えましょう。